再ブレークの安達祐実も実践⁉ 素肌美人へ導く【洗顔&クレンジング】基本のき
皆さん、毎日の洗顔&クレンジング、どうしてますか? レヴィーガクリニック院長・三輪菜つ美先生によると、過剰に洗いすぎることで、かえって肌トラブルを招いている人が多いとか! 実は、肌に一番違いが出るのが洗顔なんです。今年こそ、正しい洗顔をマスターして、美肌力をアップしましょう♪
その洗顔方法、洗いすぎですよ!
とはいえ、毎日行うスキンケアのファーストステップ、ここを見直せば、もっと美肌に近づけるのでは? さっそく教えを乞うべく、レヴィーガクリニック院長・三輪菜つ美先生の元へ駆けつけました!
先生、正しい洗顔について教えてください!
「まず大前提として、皆さん、洗いすぎ。日本人ゆえの潔癖やメディアの情報によって、とにかく”しっかり落とさなきゃ!”と過剰に洗いすぎている方が多いんです。
例えば、朝晩、洗顔料で洗うのはやり過ぎ。朝は起きてから外へも出ていないので、ぬるま湯で洗い流すだけで十分です。ほかにも、目元のポイントメイクを落とそうと3度洗いしてみたり、実はオイルやジェルなどのクレンジング剤も洗浄力が強すぎるので要注意です。
洗いすぎの一番の弊害は、汚れだけでなく、皮脂膜や常在菌まで根こそぎ洗い流していること。本来、花粉やホコリ、PM2.5など、外の刺激から肌を守ってくれるものまで洗い流してしまっているので、お肌はもはやむき出しの状態です。それってとても怖いことだと思いませんか?」
肌に負担をかけない、低刺激な洗顔&クレンジングを!
「女性と男性を比べたとき、圧倒的に肌トラブルが多いのは女性なんですね。それは、やはり化粧をするから。つまり、いかに肌に刺激を与えないかがポイントです。
なので、肌に負荷の少ないアイテムで、”ある程度とる”のが正解。化粧もとって、皮脂膜も常在菌も、全て根こそぎ洗い流してしまわないように、ある程度のラインでとめておくことをおすすめします。
そのためにも徐々にメイク落としの量を減らしていきましょう。そのためにも濃いメイクは控え、石けんで落とせる、ナチュラルなメイクに移行していけるとベストですね」
徐々に変えて行く方法は、下記がおすすめです。
【STEP 1】まずは、クレンジング剤を肌に優しいクレンジングウォーターにする
【HOW TO】
化粧水のように、ひたひたになるまでコットンに含ませたら、3秒ほど肌にのせ、優しくそっと拭き取る。
【STEP2】目元のみベビーオイルで落とし、残りは固形石けんでオフ
【HOW TO】
1.コットンにベビーオイルを含ませ、1〜2分ほど目の上において馴染ませる。コットンを裏返しもう一度馴染ませる。
2.浮き出たオイルをティッシュでしっかり拭き取る。
3.石けんをしっかり泡だて洗い流す。
【STEP 3】クレンジングはやめて、固形石けんのみで洗う
【HOW TO】
1.石けんをつける前に、ぬるま湯で軽く予洗いする。
2.石けんをきめ細かく泡立てて洗う。
3.ぬるま湯で丁寧に洗い流す。
今や、石けんオフメイクがブームの兆し?
いかがでしたか? いきなり変えるのは難しいなぁと躊躇していたら、何と先生も石けんオフメイクなのだとか。「自分でも変わった!という実感はあります。素肌に自信がもてるようになりますよ」とのこと。先生のあのナチュラルな美肌を思うと、俄然、やる気がわいてきました(笑)。皆さんもぜひ!
三輪菜つ美先生(内科・皮膚科・美容皮膚科医)
2013年北里大学医学部卒業。東大病院にて研修を経て、1日診察数平均100名以上の都内クリニックにて内科・皮膚科として勤務。自身が研修医時代に経験した肌荒れから、独自の食事療法にて美肌と体質改善を達成。最近はアーユルヴェーダを学び、生活にアーユルヴェーダも取り入れている。 2017年5月よりレヴィーガクリニック院長就任。雑誌、webなど幅広く活躍中。女医+(じょいぷらす)所属。 【http://leviga.jp/】
フランスでは定番のコスメブランド。皮膚科医が処方するスキンケア製品として人気が高い。サンシビオは、敏感肌向けの特に優しい使い心地がポイント。