カラコンを長く楽しむために『瞳から考えるアンチエイジング』講座に行ってきた！

眼科医・大倉萬佐子先生によるトークセミナーに参加してきました！そのテーマは「瞳から考えるアンチエイジング」ということで美目育を推奨するLindeL読者のみなさんにシェア。カラコンを長く楽しむためにも瞳のケアは大切だなぁと実感しました！

目の老化は若年層から始まっているって本当⁉

眼科医　大倉萬佐子先生

アイクリニック天神院長。瞳美容研究所代表理事。女性眼科医の視点から”瞳美容”を提唱。心とからだと瞳の健康を大切にしつつ、キレイになる方法を提案している。

ライター歴20うん年、この記事を担当したアラフィフライターの若松です。
目が悪い上にパソコン作業が多いせいか、万年眼精疲労とドライアイに悩まされている私。
今回「瞳美容」を提唱する大倉先生のセミナーに参加し、近年は、スマホやパソコン、メイクやまつエク、カラコンなどによって眼の老化が若年化していると聞いてビックリ！
そういえば「スマホ老眼」って言葉、最近よく耳にするかも。
セミナーでは先生から、健康で輝く瞳でいるための対処法から、アイメイクやカラコンなどの上手な付き合い方までアドバイスいただきました。

スマホ老眼の記事はここからチェック！

現代人は目を酷使している！

年を重ねると目のトラブルも急増！

年齢を重ねると老眼、白内障、緑内障、ドライアイ、糖尿病性網膜症など目のトラブルが現れます。加齢黄斑変性もそのひとつ。加齢黄斑変性は、加齢により網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、ものが歪んで見えたり、真ん中が暗く見えにくくなったりする病気です。この病気、欧米では成人の失明原因の第1位なんだとか。日本では比較的少ないと考えられていましたが、人口の高齢化と生活の欧米化により急増。失明原因の第4位になっています。

■ブルーライトが眼精疲労の原因に?
ブルーライトは波長が短く散乱しやすいため、対象物がぼやけてしまいがち。そのため目はピントを合わせようと働き続けるため、レンズ調整の役割をする毛様体筋が疲れてしまいます。スマホを長く見続けたりして目が疲れる人は要注意です。ブルーライトは体内リズムと関係しているといわれているので、朝はしっかりブルーライトなどの光を浴びて、夜はできるだけ避けるようにしましょう。

瞳の健康に欠かせない栄養素「ルテイン」

ルテインは黄色野菜に多く含まれているカロテノイドの一種。人間のからだにもあり、特に瞳の奥、黄斑部や水晶体に多く存在しています。ルテインは「天然のサングラス」と呼ばれ、紫外線などの光から目を守ってくれたり、肌が日焼けするのを防いでくれたりします。アントシアニン（ブルーベリーやカシスなど）やアスタキサンチン（鮭など）が目にいいと聞いたことはあるけれど、ルテインも大切なんですね。ルテインは肌だけじゃなく、加齢黄斑変性症などの予防として、目の健康のためにも摂りたい栄養素ですが、ルテインは体内で作ることができなので、ブロッコリーやホウレンソウなど、緑黄色野菜は毎日食べたいですね。食事で摂るのが難しい場合には、サプリメントで補うのもおすすめです。

過剰なメイクはドライアイの原因に

メイクをするときはマイボーム腺をふさがないこと！

アイメイクなどで目の周りを不衛生にすると、マイボーム腺を詰まらせて炎症を起こすことがあります。マイボーム腺は、上下まつげの内側にある脂腺。涙の蒸発を抑えて目を乾燥から守る役割があります。ここをメイクでふさいでしまうと油分がうまく分泌されず、ドライアイなどの原因に。特にインサイドラインは、マイボーム腺をふさいでしまう可能性があるので注意が必要ですね。炎症やドライアイを起こさないために、一日の終わりには、マイボーム腺をふさがぬようしっかりとメイクを落としましょう。ホットタオルなどで目元を温めると脂が溶けやすくなるそう。温めることで血行がよくなり、眼精疲労のケアにも効果があります。また、オメガ３摂取量が多く、オメガ６摂取量が中等度だと、マイボーム腺機能不全の罹患率が低いという報告も！からだはもちろん目にも良いといわれる青魚や亜麻仁油などのオメガ３の摂取も心がけましょう。

カラコンはクリニックで処方されたものを正しく使いましょう！

安全性の高いものを選んで

黒目を大きく見せたり、メイクを引き立てたり、カラコンは今やおしゃれに欠かせないアイテムです。でもまず確認しておきたいことは、カラコンも視力補正用コンタクトレンズと同様、医療機器ということ。適正に使わなければ目の障害を引き起こす可能性があります。カラコンを使うときは眼科受診を行い、安全性の高いものを使用しましょう。海外で売っている安全性の低いカラコンは、色落ちして結膜炎を起こしたり、目のトラブルの原因になることもあるので気を付けて！

セミナー後半には山本浩未さんのメイクレッスンも！

ヘア&メイクアップアーティスト　山本浩未さん

今すぐ実践できるメイクテクニック」を発信するメイクアップの第一人者。メイクのみならず、気持ちが元気になるポジティブな美容理論が好評。洗顔料を使わず“温める・拭く・流す”のシンプルメソッド「スチームＯＮ顔」などオリジナルメソッドの開発も精力的に行う。

今回のセミナーのもうひとつのお楽しみ。人気ヘア&メイクアップアーティスト、山本浩未さんによるメイクのデモンストレーション。くすみがちな大人の目元を明るく華やかに見せるテクニックを教えてくださいました。

目尻に入れたピンクのラインがポイント

「ぜひ使って欲しい」と浩未さんがメイクボックスから取り出したのはピンクのアイライン。これを上下の目尻に囲むように入れたら、上から赤みの入ったブラウンでラインをぼかします。ブラウンの中にピンクを仕込むことで、沈みがちな大人の目元に華やかさが出るのだそう。大人のアイメイクの仕上げは黒のマスカラ。黒目の上と下まつげの目尻側に重ねることで、艶がプラスされて若々しく見えます。

●使ったメイクアイテムは

右／軽いつけ心地のジェルインマスカラ。自まつげくっきり！
メイベリン
スナップスカラ
01　￥1,200（本体価格）
中／アイシャドウ、アイライナー、アイブロウとマルチに使えるライナー。軽くてクリーミーなテクスチャーで描きやすい。
SHISEIDO
カジャルインクアーティスト
02　￥2,200（本体価格）
左／人気アイシャドウパレットの新色は、目元に深みを与えるくすみカラー。右下のモーブブラウンは赤みが入っているので、ぼかしに最適。
キャンメイク
パーフェクトスタイリストアイズ
18　￥780(本体価格)

メイクオフはリムーバーを使って！

大倉先生同様、浩未さんもメイクオフの大切さと温め美容をおすすめしていました。「クレンジングの際は多少めんどうでもアイメイクアップリムーバーを使って。おしゃれ着を洗うときに柔軟剤を使うように、目も専用のクレンジングを使って欲しいの」とのお言葉が…。メイクをしっかり落とすことが、目のトラブルを防ぐ一歩なのですね。浩未さんが愛用のグッズを教えてくれたのでシェアしますね。

●肌あたりやわらかなスチーム洗顔タオル

浩未さんのこだわりが詰まったスチーム洗顔タオル。ガーゼ面とパイル面の両方を使い分けながら、温める・拭く・流すの3ステップのメソッドを行うことで、まるで入浴後のようなすっきりと透明感のある素肌を目指します。肌当たり、パイルの長さにもこだわった今治タオルです。
KOBAKO
スチーム洗顔タオル
￥1,800（本体価格）

●デリケートな目元にも優しい、メイクアップリムーバー

「ちょっとお高いけど、ホントにおすすめなの」と教えてくれたのがこちら。整肌成分シコンエキスを配合した２層タイプのリムーバー。乾燥しやすくデリケートな目元と口元のメイクを優しくオフ。ふき取った後も突っ張らない！
ITRIM エレメンタリー
ポイントメイクアップリムーバー
75mL　￥8,000(本体価格）

美しい目元を作るエステで目力アップ！

眼精疲労が和らいですっきり！

目が疲れてショボショボする、目が乾いてまばたきが増えた…。自分ではどうしようもならないぐらい目が疲れたときは、プロの手にゆだれるのもあり。今回のセミナーでお世話になった『uka』には目元に特化したエステコースがあります。ホットストーンを使ったリラックストリートメントにうっとり。※他のエステコースのオプションメニューになります。
目元リラックストリートメント　
10分　￥2,000（税込価格）
https://www.uka.co.jp/totalbeauty/esthetic/

★★★★★
セミナーの最後にはukaのエステ券などが当たる大抽選会が！　
参加者には、大倉先生をはじめ瞳美容研究所の先生方がプロデュースした「アマニオイル」、目とからだのためのサプリメント「ビジョンフォーミュラ」をはじめ、ロート製薬の洗うまつげ美容液「mesiru」のアイスキンケアシャンプーやアイスキンケアクリーム、メディプロダクトの「アイシャンプーロング」、花王の蒸気でアイマスク「めぐリズム」などの美目育アイテムをいただきました。

「眼科医の立場から言うと、瞳のためには、メイクもカラコンも本来ならしないほうがいい。でも現代人はそうもいかないですよね。なので、瞳もからだや心と同じ、毎日いたわってあげるのが大切です。メイクやカラコンはルールを守って使いたいですね」と大倉先生。
本当にそうですね。今回のセミナーは大倉先生や山本さんのセミナーを聞くだけでも貴重なのに、お土産までいただいてしまって本当に素敵な楽しい会でした♡
ukafeではこのようなイベントを定期的に行っているみたいなので、興味のある方は問い合わせ欄のHPで確認してみてくださいね。