【目元プロデューサー垣内綾子②】ぱっちり目に見せる上手なまつエクのつけ方<大人編>
とっておきのカラコンをつけたその瞳、ちゃんと輝いていますか? 「一重だって小粒目だって“まつエク”があれば大丈夫!」と話すのは自身もまつ毛エクステサロンを経営し、目元プロデューサーとして活躍する垣内綾子さん。 上手につければ、コンプレックスを隠してナチュラルなデカ目に大変身。今回は、コンプレックス別に“まつエクのつけ方”についてのお話です♡
まつエクは“盛る”から“コンプレックス解消”のための手段!
お話を伺ったのは目元プロデューサーの垣内綾子さん
【目もとプロデューサー垣内綾子①】アラサーに大事なのは“白目”! うるるん白目を手に入れて美人度UP✨
と題して、大人のぱっちり目は、白目をいかに綺麗に見せるかが勝負ということを学びました。
今回は、目のお悩み別にまつエクでどう解決できるのかを教えて頂きます。
「20代はじめは、とにかく盛るためにまつエクをつけていたと思います。でも、今それをしたら違和感たっぷりで、さらにまつ毛も傷んで大変! 30代は目元コンプレックスを解消するツールとして、上手に使ってほしいです」(目元プロデューサー垣内綾子さん・以下同)
お悩み①「目が腫れぼったいから⁉ まつげが下がって見えるのは気のせい」
「20代から徐々にコラーゲンが減退し、30代くらいから眼輪筋(目の周りの筋肉)が衰えを感じ始めまぶたが目の上にのるようになります」。そうすると、まぶたがまつ毛を押し下げてしまう場合も。「白目にかぶらないように、まぶたを持ち上げてくれる効果も期待出来る比較的短めの8~10ミリ、カールは強いエクステがおすすめです」
お悩み②「目がもともと小さい」
「私もいろいろ実験したのですが、アイラインを太くひくよりも、まつ毛を1ミリでも長くしたほうが断然目って大きく見えるんですよ。そのため目の縦幅が短い人は、真ん中に長めのエクステをつけることで縦幅が増して目が大きい印象になり、横幅が短い人は目尻に長めのエクステを足すといいでしょう」。
ただし、目尻のエクステを長くする場合、そこに小じわがあると目立たせてしまうかもしれないので注意してくださいね!
お悩み③「一重できつい印象の目」
まず、まぶたを持ち上げるためには、強めのカールのエクステが必須。そしてきれいにセパレートするようにまつ毛の量を調整。これで目の全体の面積が大きくなり、きつい印象から賢く・優しい印象へと変わるそう。
「真ん中より目尻にポイントをおくデザインにすると、一重さんならではの美しいアジアンビューティー感が出ますよ」。
「これってどうなの?」まつエクに関する素朴な疑問
A まつエク自体は、基本的にまつ毛の本数に影響しません。
まつ毛は1日に5本〜10本ずつくらい抜け、3か月から半年で全部生え変わるサイクル。まつエクは、地まつ毛の根本から1~2ミリくらい離したところにつけるので、自然に抜けるサイクルのときに一緒にとれます。きちんとつければ影響はありませんが、地まつ毛に対して太すぎるもの、長すぎるものなど負担がかかるものをつけると、毛のサイクルと違うときに抜けてしまい、少なくなってしまいます。また、となりのまつ毛にくっついていると、無理矢理抜けたりするトラブルもありますので、納得のいくサロンを選びましょう。
Q2 下向きのまつ毛に上向きのカールをつけられるの?
A つけられます。
まつエクの方が毛の存在感があるので、地まつ毛の向きまでははっきり見えません。そのため不自然な段差がついてしまうこともないので、大丈夫です。
※ただし逆さまつげなど極度な下向きまつ毛(逆さまつげ)さんは眼球に当たって危険なため施術が出来ない場合があります。まず自分のまつ毛の生え方をしっかりカウンセラーにみてもらいましょう。
Q3 まつエクではなく、つけまつ毛でもいい?
A もちろんつけまつ毛という選択もよいと思います。
つけまつ毛をつけて下を向くと、根本が見えて不自然さが出てしまいます。目幅全体につけると特に不自然になりがちなので、部分用のものを使い、地まつ毛になじませるようにすると自然な仕上がりになりますよ。
大人こそ“まつエク”なんですね。無理してつける必要はないけれど、悩みやコンプレックスがあるなら頼るのも1つの方法。しばらく地まつげだった方も、昔とは違った“大人まつエク”でぱっちり目を手に入れてみては?
次回は「アラサーが選ぶべきカラコン」についてお届けします。
目元プロデューサー 垣内綾子さん
2008年にステージアップを求めて渡ったNYでまつげエクステと出会い、これほどまでに目元を自然に、そして大きく変えられるものはないという予感を抱く。まつげエクステをつけながら世界を周遊し、アフリカで出会った少女が鏡を見たときに見せた嬉しそうな笑顔が忘れられず、『目元には人の人生を変えられるだけの力がある』と確信し、帰国後自身のサロン『MANHATTAN』をオープン。現在、日本とアメリカにある8店舗を経営し、今では芸能人も通い詰める人気サロンへ。アイスタイルドクター”と呼ばれるほど目元の診断に優れ、これまで変えてきた人数は1万人以上。オリジナルマスカラなどのプロデュースも手掛ける。著書に「人生が動き出す!ナチュラルデカ目の作り方」(ワニブックス)がある。
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