03.Dec.2019 Up!
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目周りのプチ整形「ボトックス」と「ヒアルロン酸」その違いと効果とは?

若い女性に大人気の目周りのプチ整形。前回は二重術やたれ目形成のお話などとともに、専門医が考える『魅力的な目』についてご紹介しました。今回は、手軽に試せる“ボトックス”や“ヒアルロン酸”を使った「切らないプチ整形」術について、東京美容外科 東京 赤坂院 宮崎邦夫先生にお話を伺いました。
専門医が考える魅力的な目とその方法はこちらからチェック!
美容整形外科医に聞きました! 魅力的な目は「黒目の見え方」が鍵!今どきの目元整形事情

女性にとって『魅力的な目』になることは永遠の憧れ。現代の女性が魅力的!と思う目ってどんな目?そして『魅力的な目』に近づくためのヒントを何か得られないかと思い、東京美容外科 東京 赤坂院 宮崎邦夫先生のところへお話を伺いに行きました。
ボトックスとヒアルロン酸の違いを分かりやすくおさらい!
ボトックスは“表情を司る筋肉を弛緩させるもの”
「ボトックスは“筋肉の動きを止める筋肉弛緩注射”のこと。よく使用されるのがしわの改善です。表情筋によるしわの軽減に有効で、東京美容外科では「しわボトックス」というメニューになります。しわは、筋肉が折れて後に残ることによって起こります。若いうちは肌に弾力があるので表情によってしわができてもすぐに戻りますが、弾力が減った肌はだんだんその折れた皮膚が戻らなくなり、深いしわになっていきます。ボトックスを打つと、そのしわの原因になる表情筋を弛緩させるので、できてしまったしわにも有効です。ボトックスを打ち続けるうちに深いしわも浅くなり、消えていきます。しかし表情筋がまた動けば再度しわになっていきます。アンチエイジングが目的の場合は、定期的に打ち続けることが大切です」。
目尻のしわにはボトックスが有効なことが判明! また、先日の取材でも教えていただいた、「たれ目形成」にも使用されているボトックス。目の下の筋肉に打つと現状の目を支えている筋肉が弛緩されて皮膚が下がり、たれ目になったように見えるそうです。詳しい記事はこちらをチェック!
目尻のしわにはボトックスが有効なことが判明! また、先日の取材でも教えていただいた、「たれ目形成」にも使用されているボトックス。目の下の筋肉に打つと現状の目を支えている筋肉が弛緩されて皮膚が下がり、たれ目になったように見えるそうです。詳しい記事はこちらをチェック!
ヒアルロン酸は“形を作るために足すもの”
ヒアルロン酸を使った目元の施術で代表的なのが涙袋形成だそう。アイドルのような愛らしい涙袋は、若々しさの象徴でもあるので、女性にとっては憧れですよね。
「ボトックスは筋肉を弛緩させて表情を変化させますが、ヒアルロン酸は“形を作るために足すもの”なので、ボリュームを足したい場所に注入して、ベストな状態にするのが目的。ヒアルロン酸の目元の施術でわかりやすいのが涙袋形成になります。涙袋をふっくらさせることで、優しいうるおいのある目元を表現することができます。どんな涙袋にしたいかなども相談可能。その他、ヒアルロン酸はしわの改善のための施術にも使われますが、今は法令線にヒアルロン酸を打ってふっくらさせる、という施術は流行りではなくなりました。最近はあえてほほの高い位置にヒアルロン酸を足して、立体感を出して若々しい印象にするという施術のほうが主流になっています。凹んだ部分に足すというより、ボリュームを出したい部分に足す、というイメージです」。
ヒアルロン酸を針で注入した箇所は、施術後内出血が起こることも。メイクで隠せるほどの内出血で、1週間ほどで完治するそう。ヒアルロン酸もボトックス同様、時期が経つと自然に溶けて身体に吸収されるので、ちょっと試してみたい、という方にもおすすめです。
「ボトックスは筋肉を弛緩させて表情を変化させますが、ヒアルロン酸は“形を作るために足すもの”なので、ボリュームを足したい場所に注入して、ベストな状態にするのが目的。ヒアルロン酸の目元の施術でわかりやすいのが涙袋形成になります。涙袋をふっくらさせることで、優しいうるおいのある目元を表現することができます。どんな涙袋にしたいかなども相談可能。その他、ヒアルロン酸はしわの改善のための施術にも使われますが、今は法令線にヒアルロン酸を打ってふっくらさせる、という施術は流行りではなくなりました。最近はあえてほほの高い位置にヒアルロン酸を足して、立体感を出して若々しい印象にするという施術のほうが主流になっています。凹んだ部分に足すというより、ボリュームを出したい部分に足す、というイメージです」。
ヒアルロン酸を針で注入した箇所は、施術後内出血が起こることも。メイクで隠せるほどの内出血で、1週間ほどで完治するそう。ヒアルロン酸もボトックス同様、時期が経つと自然に溶けて身体に吸収されるので、ちょっと試してみたい、という方にもおすすめです。
目尻のしわにはボトックス&ヒアルロン酸の併用も有効
「目尻の周りの「からすの足跡」と呼ばれる部分のしわや、ゴルゴ線(目の下周辺の脂肪が下垂することで鼻筋に線のようなくぼみができた状態)、額のしわなどは、ボトックスとヒアルロン酸の併用でより良い効果が得られる場合もあります。若い方ではボトックスでたれ目形成、ヒアルロン酸で涙袋形成がメインになるかもしれませんが、アラサー以上になるとアンチエイジングが気になる方も増えてきます。顔のしわにヒアルロン酸を注入して充填することは、しわを伸ばすだけでなく、コラーゲン組織を保持する働きがあり、肌組織の水分、潤滑性、柔軟性を保つのにも役立ちます。例えば目の下のたるみやゴルゴ線の改善にも効果を感じられるので、アンチエイジングで使用される方も多いですよ」。
“筋肉を弛緩させる”効果を利用してしわの改善に活用するボトックスと、“ボリュームを出す”ために利用するヒアルロン酸は効果が全然違うので、目的や願望に沿ってどちらがいいか選んだり、ときには組み合わせたりすることが有効だそうです。
“筋肉を弛緩させる”効果を利用してしわの改善に活用するボトックスと、“ボリュームを出す”ために利用するヒアルロン酸は効果が全然違うので、目的や願望に沿ってどちらがいいか選んだり、ときには組み合わせたりすることが有効だそうです。
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ボトックスとヒアルロン酸の違いはわかりましたか? どちらも肌に吸収される素材を注入されるので、メスを使う施術より気軽に試す方が多いのも納得ですね。自分がどんなお悩みがあるのか、まずは専門医と相談して、的確な施術を選んでください。
ボトックスとヒアルロン酸の違いはわかりましたか? どちらも肌に吸収される素材を注入されるので、メスを使う施術より気軽に試す方が多いのも納得ですね。自分がどんなお悩みがあるのか、まずは専門医と相談して、的確な施術を選んでください。