08.Oct.2019 Up!
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美容整形外科医に聞きました! 魅力的な目は「黒目の見え方」が鍵!今どきの目元整形事情
女性にとって『魅力的な目』になることは永遠の憧れ。現代の女性が魅力的!と思う目ってどんな目?そして『魅力的な目』に近づくためのヒントを何か得られないかと思い、東京美容外科 東京 赤坂院 宮崎邦夫先生のところへお話を伺いに行きました。
若い女性に人気の美容整形はやっぱり“目”だった!
アラサーやアラフォー以上になるとアンチエイジングの美容整形の需要も増えるそうですが、20代、30代の女性にはやっぱり目の整形が人気No.1だそう。どんな種類の整形方法があるのでしょうか?
「目の手術は大きく4つあります。まず一番よく知られている二重にするための手術。“埋没二重”や“切開二重”です。次に目の横幅を広げる効果がある“目頭切開”や“目尻切開”、ぱっちりした印象にさせる“眼瞼下垂”、たれ目にするための“たれ目形成”があります」(東京美容外科 東京 赤坂院 宮崎邦夫先生、以下同)。
クリニックではどんな目にしたいかをしっかりとカウンセリングした上で、その人にあった施術プランが組まれるのが基本だそう。まずはメジャーな目元の美容整形方法をおさらい!
「目の手術は大きく4つあります。まず一番よく知られている二重にするための手術。“埋没二重”や“切開二重”です。次に目の横幅を広げる効果がある“目頭切開”や“目尻切開”、ぱっちりした印象にさせる“眼瞼下垂”、たれ目にするための“たれ目形成”があります」(東京美容外科 東京 赤坂院 宮崎邦夫先生、以下同)。
クリニックではどんな目にしたいかをしっかりとカウンセリングした上で、その人にあった施術プランが組まれるのが基本だそう。まずはメジャーな目元の美容整形方法をおさらい!
埋没二重と切開二重の違いをチェック!
埋没法、切開法ともにメリット・デメリットはありますが、肝心なのは目元の個性は人それぞれ、ということだそう。
「どんな施術がおすすめかは、皮膚の厚さや脂肪の量、挙筋腱膜の強さといった目元の状態と、全体の顔立ちによって異なります。満足して頂ける仕上がりにするには、カウンセリングで患者様の目元の状態を正しく診断する医師の審美眼が重要。その方にどんな特徴があるのか伝えつつ、その上でご希望を伺いながら、何度もシミュレーションをしてデザインを決めていくことになります。埋没法は直せますが、切開法のやり直しは非常に困難なのでしっかりとご相談ください」。
自分が腫れぼったいまぶたの場合、“幅広の平行型にしたい”と思っても、目元の脂肪が分厚い分不自然になるこ
ともあるそう。例えば“幅の細い末広型”にしたほうが自然で可愛らしい印象になる場合も…。理想の目と現実の自分の目との狭間で、どんな施術がベストか、経験豊富な美容外科医医師に、まずは相談することが大事なのかも!
「どんな施術がおすすめかは、皮膚の厚さや脂肪の量、挙筋腱膜の強さといった目元の状態と、全体の顔立ちによって異なります。満足して頂ける仕上がりにするには、カウンセリングで患者様の目元の状態を正しく診断する医師の審美眼が重要。その方にどんな特徴があるのか伝えつつ、その上でご希望を伺いながら、何度もシミュレーションをしてデザインを決めていくことになります。埋没法は直せますが、切開法のやり直しは非常に困難なのでしっかりとご相談ください」。
自分が腫れぼったいまぶたの場合、“幅広の平行型にしたい”と思っても、目元の脂肪が分厚い分不自然になるこ
ともあるそう。例えば“幅の細い末広型”にしたほうが自然で可愛らしい印象になる場合も…。理想の目と現実の自分の目との狭間で、どんな施術がベストか、経験豊富な美容外科医医師に、まずは相談することが大事なのかも!
目頭切開と目尻切開ってどんなもの?
「よく勘違いされている方がいるのですが、目頭切開や目尻切開したからといって、すぐに目が大きくなるわけではありません。横幅は確かに広がりますが、プラスで二重術などを併用することで、タテに開く作用が働き、パッチリとした目になるのです」。
横幅が大きくなれば目が大きく見えると思っていましたが、確かに縦横比率を考えると、縦幅が変わらないまま横だけ広げても、逆により比率が横長になってしまい、「細い目の人」という印象になってしまう可能性も。全体のバランスを考えて目頭&目尻切開をするのが大切なようです!
横幅が大きくなれば目が大きく見えると思っていましたが、確かに縦横比率を考えると、縦幅が変わらないまま横だけ広げても、逆により比率が横長になってしまい、「細い目の人」という印象になってしまう可能性も。全体のバランスを考えて目頭&目尻切開をするのが大切なようです!
黒目が瞼にかぶってしまう眼瞼下垂って?
生まれつき目を開ける力が弱く眠そうな目の方や、眼をパッチリ開かせたい、もっと瞳を大きく見せたいという方には眼瞼下垂法が最適。「眼瞼下垂法とは、基本的には目を縦に開く施術のことです。加齢とともにまぶたが重たく下がってくる症状で、視界が見づらくなったと判断されれば保険適用可能な手術。でも実は今20代の方でも眼瞼下垂に悩んでる方が増えてます。アイテープなどを長期間使用したり、花粉症で目をこすったりしてまぶたの皮膚がのびてしまうことが、若い方の眼瞼下垂の原因に。ちょっと下がってきて見づらくなってきた程度だと保険適用は難しいので、20代の方は保険適用外で施術される方のほうが多いです。眼瞼下垂の場合、一般的にはメスで瞼をカットし、弱った筋肉にアプローチしますが、程度によって当院は糸のみで皮膚を切らずに直接筋肉にアプローチし解決させます」。メスを使わないで目がパッチリする施術方法はかなり気になりますよね!
つり目を解消したい方に人気のたれ目形成とは?
「たれ目形成は、たれ目にすることで目が大きくなり、グラマラスな印象になることから、グラマラスラインとも呼んでいます。グラマラスラインの形成方法は、ボトックスを使った方法の他、切開によるたれ目形成と、それに目尻切開などをプラスするとよりたれ目が強調できる場合もあり、様々な施術をミックスすることもあります」。その人にとってどういう施術をすればいいか、前からだけじゃなく横からの見た目も考慮してプランを立てるそう。
『魅力的な目』の判断は黒目の見え方が大きく関係している!
目元の整形方法は様々ですが、そもそも誰もが『魅力的な目』と感じるような理想の目元ってどんなものですか?
「目の印象って黒目で決まるんですよ。例えば黒目がかぶってる人は眠そうに見えますよね? また、まぶたが重たい感じで黒目も見えにくいときつそうな印象になったり……その様に、現状の黒目がどう見えているか=その人の印象がどう見えているかを医師はまず見極めます。その上で、患者さまの理想やどういう風な印象にしたいかを聞きながら、黒目をどういう風に見える状態に変えていくか相談します。具体的には、例えば黒目がかぶっていて眠そうに見える人は、眼瞼下垂の施術をして黒目がギリギリまでよく見えるように直します。そうすることで目がパッチリ開いた印象になり、より『魅力的な目』に近づきます。また、現状蒙古ひだがかぶっていて白目がせまくなり黒目もはっきりと見えにくい人は、目頭切開をして白目を見やすくすることで黒目もはっきりと見え、パッチリと開いた印象に変化させることができます」。
黒目をどう見せるかが重要ってことは、誰にとっても「理想の目」というのは存在しないのですか?
「人の目は全員個性が違います。一重か二重かだけじゃなく、まぶたの腫れぼったさや、奥目なのか目が出てるのかなどでも印象は様々。さらに正面からだけじゃなく、立体的に考えることも重要です。だから、単に二重の幅を広くしても必ずしも可愛くなれるとは限らない。その人にあった魅力的な目とは、黒目の見え方がキレイな状態。まずはその状態を目指しましょう。そのためにも整形手術などはまず目の縦幅から考えます。縦幅がきちんと開いてるかをまず考慮し、必要であれば横幅も広げる、という流れになります」。
ついつい横幅が大きいと目が大きいと思っていましたが、縦幅の開き方が目元の印象には大きく関わっていることがわかりました。そして、目元整形の考え方と同様に、カラコン選びでも、自分の目の幅、特に縦幅にあうカラコンを選ぶことが、可愛い印象を与える上で重要だそう。
「『魅力的な目』を目指すことはカラコンの選び方にも通じていて、例えば大きめのカラコンを入れると、伏し目がちなら可愛く見える可能性も高い。でも正面から見ると、黒目(カラコン)が隠れがちになることも……黒目が隠れて見えることで、本来は眼瞼下垂じゃないのに眼瞼下垂のような眠そうな目に見えてしまう可能性もある。だから大きくし過ぎず、程よい大きさのカラコンを選ぶことが大切です」。
カラコンを選ぶ際、目の横幅には黄金比率が適用できても、縦幅は人によって開き方が違うし、眼球の角度なども関係するので、一概にどのくらいのサイズがベスト、と提案することは難しいそうです。やっぱり気になるカラコンは実際に試してみて、瞳がどう見えるかを判断するのがベストなようですね!
「目の印象って黒目で決まるんですよ。例えば黒目がかぶってる人は眠そうに見えますよね? また、まぶたが重たい感じで黒目も見えにくいときつそうな印象になったり……その様に、現状の黒目がどう見えているか=その人の印象がどう見えているかを医師はまず見極めます。その上で、患者さまの理想やどういう風な印象にしたいかを聞きながら、黒目をどういう風に見える状態に変えていくか相談します。具体的には、例えば黒目がかぶっていて眠そうに見える人は、眼瞼下垂の施術をして黒目がギリギリまでよく見えるように直します。そうすることで目がパッチリ開いた印象になり、より『魅力的な目』に近づきます。また、現状蒙古ひだがかぶっていて白目がせまくなり黒目もはっきりと見えにくい人は、目頭切開をして白目を見やすくすることで黒目もはっきりと見え、パッチリと開いた印象に変化させることができます」。
黒目をどう見せるかが重要ってことは、誰にとっても「理想の目」というのは存在しないのですか?
「人の目は全員個性が違います。一重か二重かだけじゃなく、まぶたの腫れぼったさや、奥目なのか目が出てるのかなどでも印象は様々。さらに正面からだけじゃなく、立体的に考えることも重要です。だから、単に二重の幅を広くしても必ずしも可愛くなれるとは限らない。その人にあった魅力的な目とは、黒目の見え方がキレイな状態。まずはその状態を目指しましょう。そのためにも整形手術などはまず目の縦幅から考えます。縦幅がきちんと開いてるかをまず考慮し、必要であれば横幅も広げる、という流れになります」。
ついつい横幅が大きいと目が大きいと思っていましたが、縦幅の開き方が目元の印象には大きく関わっていることがわかりました。そして、目元整形の考え方と同様に、カラコン選びでも、自分の目の幅、特に縦幅にあうカラコンを選ぶことが、可愛い印象を与える上で重要だそう。
「『魅力的な目』を目指すことはカラコンの選び方にも通じていて、例えば大きめのカラコンを入れると、伏し目がちなら可愛く見える可能性も高い。でも正面から見ると、黒目(カラコン)が隠れがちになることも……黒目が隠れて見えることで、本来は眼瞼下垂じゃないのに眼瞼下垂のような眠そうな目に見えてしまう可能性もある。だから大きくし過ぎず、程よい大きさのカラコンを選ぶことが大切です」。
カラコンを選ぶ際、目の横幅には黄金比率が適用できても、縦幅は人によって開き方が違うし、眼球の角度なども関係するので、一概にどのくらいのサイズがベスト、と提案することは難しいそうです。やっぱり気になるカラコンは実際に試してみて、瞳がどう見えるかを判断するのがベストなようですね!
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「目の印象は黒目で決まる」という先生のひと言にハッとした方も多いのでは? リンデルでも“カラコンの大きさ”よりも“装着後どう見えるか”を中心に日々発信していますが、今回のインタビューで、改めて黒目の見え方を考えるのが『魅力的な目』になるために重要なことが判明しました。自分がどんな印象になりたいかを考えて整形することも大事ですが、同じように自分の目にあうカラコン選びも重要だと再確認できました。
「目の印象は黒目で決まる」という先生のひと言にハッとした方も多いのでは? リンデルでも“カラコンの大きさ”よりも“装着後どう見えるか”を中心に日々発信していますが、今回のインタビューで、改めて黒目の見え方を考えるのが『魅力的な目』になるために重要なことが判明しました。自分がどんな印象になりたいかを考えて整形することも大事ですが、同じように自分の目にあうカラコン選びも重要だと再確認できました。