眼科医が提唱！大人女子にこそカラコンをおすすめする理由

実年齢をお伺いすると、誰もが驚くほどお若く見える杉本先生。美容にも一家言ある先生が、カラコンの中でも、サークルレンズを愛用するに至った経緯をお伺いしました。

「いま、私も、プラスの度付きのサークルレンズをつけているんです。
私の眼は、ずっと良すぎるくらい良くて、裸眼で2.0！
おかげで、50歳を過ぎたあたりから、ひどい老眼に悩まされてきました。

それを解消するために、プラスの度付きのコンタクトレンズを装着して、
わざと遠くが見えないよう、視力を0.9くらいに落として生活しています。

そうすると、手元がクリアに見えるので、顕微鏡をのぞく時も、手術の時も、問題なく仕事がこなせるんです。もっと細かいものを見る時は、その上からさらに老眼鏡をかけて、コンタクトレンズとのW使い！

そんな生活をしている中で、老眼に悩まされる大人の女性にとって、カラコン、中でもサークルレンズが実用的であることに気づきました」

カラコン・サークルレンズは、実際の黒目より一回り大きめに黒目のデザインがあり、主にブラック・ブラウンなどの自然な色がついています。老眼の方にとって、カラコンの方が扱いやすい、最大のポイントがこれでした。

「老眼の方って、手元がほとんど見えないの。
目の水晶体のピントを合わせる力（調節力）が低下しているので、近くのモノ（およそ33～50cmより近くのモノ）が見づらくなった状態なんです。

そんな人にとって、毎朝、ケースの中に保存された、透明なコンタクトレンズを探しだすのは至難の業。近視の人が裸眼でお化粧できないのと一緒で、透明な液に浸っている、透明なコンタクトレンズが見えないんです。

ところが、これがカラコン・サークルレンズだと、色がついているから見える！ それだけでも、“扱いやすくって便利だわ！”と気に入って、カラコンにされる年配の患者さんもいらっしゃいます」

“昔より目が小さくなった？”　“アイラインが引きにくい！”という、年配の女性からよく聞かれる、目元のお悩み。その解決策としても、カラコン・サークルレンズが大活躍するとか。

「ご存知のように、サークルレンズは瞳を大きく見せてくれる効果があります。　
それにより、アイライナーやアイシャドウを使うより、目元がパキッと見える。加齢でボヤケてきた目元に、目ヂカラを与えてくれるんですね。

この効果を知ってからずっと、大人の女性の方にこそ、サークルレンズをおすすめしたい、と思っていました。

ひと昔前の瞳の色をブルーやグリーンに変えるカラコンとは違い、カラコン・サークルレンズは、ブラックやブラウンなど自然な色が多い。近くで見ないと装用していることに気付かれにくいのもポイントですね。

年齢の重ねた方なら、若い子たちよりお金はもっていらっしゃるはずだから、ぜひ目に優しい、ワンデータイプの、質のいいサークルレンズを使用なさってください。UVカット付きだと、さらにいいですね。

そして何より、使用上の注意をしっかり守って使用してください。コンタクトレンズは、高度管理医療機器です。ネットで簡単に買えるからといって、その辺のアクセサリーを買うのと同じような感覚でいたら、大変なことになります。目に直接つけるものです。 安全なレンズを選んで、しっかり定期検査もうけてくださいね。

今までメガネとは無縁できた方にとって、老眼鏡をずっとかけているのは意外にストレス。そんなこともあって、サークルレンズをおすすめするようになりました。若い人だけでなく年配の方にも、どんどん使っていただきたいですね」

アラフォーの編集Mがサークルレンズのあり、なしで実験してみました！どうでしょう？写真右のカラコンを装着している方が黒目の存在感が増し、目元がはっきりして顔立ち全体が引き締まって見えますよね。

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いかがでしたか？ 老眼にお悩みの大人の女性にとっても、カラコン、中でもサークルレンズはお役立ちアイテムだったんですね！ 今後もまたカラコンにまつわる耳寄り情報をお届けしますね。お楽しみに。