28.Feb.2018 Up!
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【今すぐ始められる!】花粉症を改善するために食べたほうがいい○○○って?
暖かくなって嬉しいなあと思ったら、今度は花粉に悩まされている、なんて人も少なくないはず。前回は花粉になる原因についてお伝えしましたが、今回は食事と生活習慣を見直すだけでできる花粉症対策について。引き続き花粉症外来を開設する千駄ヶ谷インターナショナルクリニックの院長・篠塚規先生に教えていただきました。
今年は昨年の3~4倍の花粉が飛散!?
今回は、具体的に日常的にできる花粉症を和らげる対策をご紹介していきます。なんと2018年は花粉の飛散量が多めで、関東や東北地方で昨年の3~4倍、その他の地域でも1.2~2倍と言われています! これまではあまり気にならなった人も今年は要注意かもしれません。まずは前回の記事で花粉症の原因をおさらいしましょう。
食事を見直すだけで花粉症対策できるの?
すでに花粉が飛散し始めていますが、今からでもできる対策はあるのでしょうか?
「花粉症は完治させることは難しいですが、毎日の食事を見直すことによって症状を和らげることができます」と篠塚先生。
花粉症は花粉が原因となっておこるアレルギー疾患であるということは前回お伝えしましたが、これは体の免疫力を高めることで症状を和らげることができるといいます。では具体的には何を食べたらいいのでしょうか。
「発酵食品です。具体的には味噌や納豆、ヨーグルトなど。これらの発酵食品には腸内環境を整える作用があります」
腸には免疫細胞の7割が終結していると言われています。腸内環境を整えることで免疫力が正常に保たれ、アレルギーの症状が和らぐということです。
「そのほかには粘膜の働きを強くするビタミンAを含む緑黄色野菜、腸内環境や抗ストレスホルモンを育てるビタミンCを含む野菜やフルーツも効果が期待できます。花粉症は花粉によって粘膜などが炎症を起こしている状態。ビタミンを摂ることは、炎症を抑えることにも有効なのです」
すぐに効果が出るというわけではありませんが、毎日食べ続けることで効果が表れてくるはず。発酵食品と野菜やフルーツで、まずは免疫力の高い体を作っていきましょう。
「花粉症は完治させることは難しいですが、毎日の食事を見直すことによって症状を和らげることができます」と篠塚先生。
花粉症は花粉が原因となっておこるアレルギー疾患であるということは前回お伝えしましたが、これは体の免疫力を高めることで症状を和らげることができるといいます。では具体的には何を食べたらいいのでしょうか。
「発酵食品です。具体的には味噌や納豆、ヨーグルトなど。これらの発酵食品には腸内環境を整える作用があります」
腸には免疫細胞の7割が終結していると言われています。腸内環境を整えることで免疫力が正常に保たれ、アレルギーの症状が和らぐということです。
「そのほかには粘膜の働きを強くするビタミンAを含む緑黄色野菜、腸内環境や抗ストレスホルモンを育てるビタミンCを含む野菜やフルーツも効果が期待できます。花粉症は花粉によって粘膜などが炎症を起こしている状態。ビタミンを摂ることは、炎症を抑えることにも有効なのです」
すぐに効果が出るというわけではありませんが、毎日食べ続けることで効果が表れてくるはず。発酵食品と野菜やフルーツで、まずは免疫力の高い体を作っていきましょう。
たっぷりの睡眠は何よりも効果的な対策!?
「花粉症に限らず、どんな疾患にも言えることですが、たっぷり睡眠をとることも免疫機能を高めることは必須です」とは篠塚先生。
理由は睡眠が足りていないと自律神経が乱れ、免疫力が低下するからとのこと。寝不足の日のほうがより花粉症がツライ、と感じたことはありませんか?
そのほかにも、ストレスが多い、不規則な生活リズムにあてはまる人は、まずは生活習慣を見直してみましょう。これらが体の負担になり、免疫力が下がって花粉症を悪化しているかもしれません。
理由は睡眠が足りていないと自律神経が乱れ、免疫力が低下するからとのこと。寝不足の日のほうがより花粉症がツライ、と感じたことはありませんか?
そのほかにも、ストレスが多い、不規則な生活リズムにあてはまる人は、まずは生活習慣を見直してみましょう。これらが体の負担になり、免疫力が下がって花粉症を悪化しているかもしれません。
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スギ花粉は3月に入るとピークを迎えると予想されています。花粉症に悩まされている人は、今すぐ対策を始めて、少しでも症状を軽くなるようにしましょう!
次回は、最新の花粉症医療についてお話していただきます。お楽しみに。
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取材・文/山本久美
スギ花粉は3月に入るとピークを迎えると予想されています。花粉症に悩まされている人は、今すぐ対策を始めて、少しでも症状を軽くなるようにしましょう!
次回は、最新の花粉症医療についてお話していただきます。お楽しみに。
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取材・文/山本久美
監修:篠塚規先生(千駄ヶ谷インターナショナルクリニック院長)
千葉大学医学部卒業。米国ピッツバーグ大学医学部勤務した経歴を活かし、日本旅行医学会を設立。外国人診療やトラベルクリニックとしても力を注ぐ。2002年ヨーロッパ旅行医学会よりユリシーズ賞授与。http://www.sendagaya-ic.com/
千葉大学医学部卒業。米国ピッツバーグ大学医学部勤務した経歴を活かし、日本旅行医学会を設立。外国人診療やトラベルクリニックとしても力を注ぐ。2002年ヨーロッパ旅行医学会よりユリシーズ賞授与。http://www.sendagaya-ic.com/