18.Jul.2017 Up!
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初心者さんもこれさえ知ってればOK!カラコン用語辞典
カラコンのパッケージやアイテム紹介を見ていると、知らない言葉があって、「どういうこと? これ何がいいの?」と思うことありませんか? そんなときに役立つ、カラコンにまつわる用語をわかりやすく解説した辞典を作りました!
【あ行】
<アカントアメーバ>
アメーバの一種。アメーバ自体は感染しにくいので、ほとんどありませんが、アカントアメーバに感染して起こるアカントアメーバ角膜炎という病気があります。この病気は角膜の感染症としては最重症。特効薬がなく、治療には抗真菌薬を使用し、それに加えて感染した角膜表面を何度も削る治療を併用し、根治には何カ月もかかることがまれではありません。
<イオン性レンズ>
コンタクトレンズには電気的性質の違いで「イオン性」と「非イオン性」があります。イオン性レンズはマイナスイオンを帯びていて、プラスイオンを帯びた汚れや花粉などを引き寄せやすくなっています。非イオン性はマイナスイオンを帯びていないので、比較的汚れがつきにくいとされています。
アメーバの一種。アメーバ自体は感染しにくいので、ほとんどありませんが、アカントアメーバに感染して起こるアカントアメーバ角膜炎という病気があります。この病気は角膜の感染症としては最重症。特効薬がなく、治療には抗真菌薬を使用し、それに加えて感染した角膜表面を何度も削る治療を併用し、根治には何カ月もかかることがまれではありません。
<イオン性レンズ>
コンタクトレンズには電気的性質の違いで「イオン性」と「非イオン性」があります。イオン性レンズはマイナスイオンを帯びていて、プラスイオンを帯びた汚れや花粉などを引き寄せやすくなっています。非イオン性はマイナスイオンを帯びていないので、比較的汚れがつきにくいとされています。
【か行】
<含水率[がんすいりつ]>
コンタクトレンズに含まれる水分の割合を示しています。50%以上水分を含むものを高含水レンズ、50%未満のものを低含水レンズと呼びます。
<高度管理医療機器[こうどかんりいりょうきき]>
副作用や機器の機能に障害が生じた場合、生命や健康に重大な影響を与えるおそれがあり、適正な管理が必要な医療機器のこと。カラーコンタクトレンズ、クリアコンタクトレンズともに、薬事法により、高度管理医療機器に分類されています。高度管理医療機器は、製造・販売するためには厚生労働大臣の承認、販売には都道府県知事の販売業の許可、販売管理者の設置が義務づけられています。カラーコンタクトレンズの場合、パッケージには必ず高度管理医療機器承認番号が記されています。ちなみにネット販売されている高度管理医療機器はコンタクトレンズのみです。
コンタクトレンズに含まれる水分の割合を示しています。50%以上水分を含むものを高含水レンズ、50%未満のものを低含水レンズと呼びます。
<高度管理医療機器[こうどかんりいりょうきき]>
副作用や機器の機能に障害が生じた場合、生命や健康に重大な影響を与えるおそれがあり、適正な管理が必要な医療機器のこと。カラーコンタクトレンズ、クリアコンタクトレンズともに、薬事法により、高度管理医療機器に分類されています。高度管理医療機器は、製造・販売するためには厚生労働大臣の承認、販売には都道府県知事の販売業の許可、販売管理者の設置が義務づけられています。カラーコンタクトレンズの場合、パッケージには必ず高度管理医療機器承認番号が記されています。ちなみにネット販売されている高度管理医療機器はコンタクトレンズのみです。
【さ行】
<サークルレンズ>
円状に着色されていて、瞳の輪郭を強調するコンタクトレンズのこと。カラーコンタクトレンズと違い、色は自然に瞳になじむ、黒や茶、グレーなど種類は少なめ。
<酸素透過性[さんそとうかせい]>
カラーコンタクトレンズ、コンタクトレンズにおける酸素透過性とは、一般的に、レンズの素材がどれくらい酸素を通すものかを一定条件の下で数値化したものです。
<サンドイッチ製法>
カラーコンタクトレンズを作る際に、着色する色素を2枚の薄いレンズで挟む製法のこと。レンズを2枚使うため厚みが出やすくなりますが、色素が溶け出したり、露出したりおそれが少ないとされています。
<シリコーンハイドロゲル>
酸素透過性に優れたシリコーンと親水性高分子を融合させた、酸素透過性が従来の素材よりも高いコンタクトレンズの素材。シリコーンハイドロゲル素材のレンズは、装用中でも裸眼時と同等の酸素を供給することができます。HEMA素材などに比べて高価で、脂性の汚れがつきやすいので、使い捨てコンタクトレンズ以外はしっかりとケアする必要があります。
円状に着色されていて、瞳の輪郭を強調するコンタクトレンズのこと。カラーコンタクトレンズと違い、色は自然に瞳になじむ、黒や茶、グレーなど種類は少なめ。
<酸素透過性[さんそとうかせい]>
カラーコンタクトレンズ、コンタクトレンズにおける酸素透過性とは、一般的に、レンズの素材がどれくらい酸素を通すものかを一定条件の下で数値化したものです。
<サンドイッチ製法>
カラーコンタクトレンズを作る際に、着色する色素を2枚の薄いレンズで挟む製法のこと。レンズを2枚使うため厚みが出やすくなりますが、色素が溶け出したり、露出したりおそれが少ないとされています。
<シリコーンハイドロゲル>
酸素透過性に優れたシリコーンと親水性高分子を融合させた、酸素透過性が従来の素材よりも高いコンタクトレンズの素材。シリコーンハイドロゲル素材のレンズは、装用中でも裸眼時と同等の酸素を供給することができます。HEMA素材などに比べて高価で、脂性の汚れがつきやすいので、使い捨てコンタクトレンズ以外はしっかりとケアする必要があります。
【た行】
<着色直径[ちゃくしょくちょっけい]>
カラーコンタクトレンズの着色された部分の直径のこと。外径が大きいほど、瞳を大きく見せることができ、内径が大きいと着色部分が少なく瞳のふちに自然になじむ。DIAはコンタクトレンズ自体の直径を表しています。
カラーコンタクトレンズの着色された部分の直径のこと。外径が大きいほど、瞳を大きく見せることができ、内径が大きいと着色部分が少なく瞳のふちに自然になじむ。DIAはコンタクトレンズ自体の直径を表しています。
【は行】
<ビューティーレンズ>
カラーコンタクトレンズ、サークルレンズの総称で、視力補正だけでなく、ファッション目的も兼ねた着色されたコンタクトレンズのこと。
<フルキャストモールド製法>
コンタクトレンズの原材料と色素を型に流し込み、固めて作る方法のこと。レンズを薄く仕上げることができ、装用感がよいのが特徴。ただし、使用方法を間違ったときに色素が露出する場合があるので注意が必要です。
カラーコンタクトレンズ、サークルレンズの総称で、視力補正だけでなく、ファッション目的も兼ねた着色されたコンタクトレンズのこと。
<フルキャストモールド製法>
コンタクトレンズの原材料と色素を型に流し込み、固めて作る方法のこと。レンズを薄く仕上げることができ、装用感がよいのが特徴。ただし、使用方法を間違ったときに色素が露出する場合があるので注意が必要です。
【アルファベット】
<AX>
AXIS(アクシス)の略で、軸・軸線を意味する言葉で、コンタクトレンズの場合は、乱視を矯正をするために合わせる指標となる乱視の角度を示してます。
<BC>
Base Curve(ベースカーブ)の略。コンタクトレンズの内面の、曲線や曲面の曲がり具合を表す曲率半径のことで、単位は㎜。コンタクトレンズを装用したときの安定性や使用感に影響します。数値が小さいほど、カーブがきつくなっています。
<CY>
Cylinder(シリンダー)の略。単語自体は円柱を意味していて、コンタクトレンズの処方箋に表記されている場合は、乱視の度数を表しています。
<DIA>
Diameter(ダイアメーター)の略。コンタクトレンズの直径を表す数値で単位は㎜です。
<HEMA>
Hydroxyethylmethacrylate(ヒドロキシエチルメタクリレート)の略。
水分を含むと柔らかくなるプラスチックを使用したレンズです。
材質は親水性の合成高分子化合物で、HEMAを主成分とする素材が多く使われています。
<PWR>
Power(パワー)の略で、コンタクトレンズの度数を表します。メーカーによっては、他にもD(ディオプトリー・ディオプター)=屈折力、S(スフェリカル)=球面などで表される場合もあります。
★★★★★
構成/LindeL編集部
AXIS(アクシス)の略で、軸・軸線を意味する言葉で、コンタクトレンズの場合は、乱視を矯正をするために合わせる指標となる乱視の角度を示してます。
<BC>
Base Curve(ベースカーブ)の略。コンタクトレンズの内面の、曲線や曲面の曲がり具合を表す曲率半径のことで、単位は㎜。コンタクトレンズを装用したときの安定性や使用感に影響します。数値が小さいほど、カーブがきつくなっています。
<CY>
Cylinder(シリンダー)の略。単語自体は円柱を意味していて、コンタクトレンズの処方箋に表記されている場合は、乱視の度数を表しています。
<DIA>
Diameter(ダイアメーター)の略。コンタクトレンズの直径を表す数値で単位は㎜です。
<HEMA>
Hydroxyethylmethacrylate(ヒドロキシエチルメタクリレート)の略。
水分を含むと柔らかくなるプラスチックを使用したレンズです。
材質は親水性の合成高分子化合物で、HEMAを主成分とする素材が多く使われています。
<PWR>
Power(パワー)の略で、コンタクトレンズの度数を表します。メーカーによっては、他にもD(ディオプトリー・ディオプター)=屈折力、S(スフェリカル)=球面などで表される場合もあります。
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構成/LindeL編集部
記事監修
眞鍋洋一(眼科医)
本眼科学会専門医。埼玉医科大学卒業。埼玉医科大学病院修了、医学博士。
香川大学大学院修了後、MBAを取得。現在は香川で開業している他、カンボジアでの診療も行っている。
医師+(いしぷらす)所属。
医療法人社団明圭会 まなべ眼科クリニック 【http://www.lasiol.com/】